エッセンシャルオイル（精油）の働き

●エッセンシャルオイル（精油）の働き●

香りの働き
エッセンシャルオイルには様々な芳香成分を含んだ揮発性の高いオイルです。
この芳香成分が体と心に働きかけ、体調を整えたり、リラックス・リフレッシュさせたりと様々な効果をあらわします。
香りの作用
「香り」は、鼻から神経を通り大脳辺縁系に伝えられて認識されます。

鼻腔の内側奥にある嗅上皮にある嗅毛に取り込まれる
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芳香成分を感知、情報を電気信号に置き換え、脳に伝える
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喜怒哀楽の感情に深くかかわる大脳辺縁系
記憶にかかわる海馬、視床下部に伝わる
（視床下部は自律神経・ホルモン・免疫の働きを調整するところです）

このように、鼻から香りと共に入った芳香成分が脳に働きかけ、心と身体に様々な効果を表します。

肺の粘膜から血液を通し、鼻粘膜からも取り込むことができます。

呼吸することで、鼻や口から喉を通る
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気管、気管支、肺へ入り肺の粘膜から血管を通って吸収される
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各内臓器官に働きかける効果がある

鼻粘膜からも取り込まれますので、抗菌・殺菌作用のある精油を使うと、風邪やインフルエンザ予防に効果があります。

皮膚からも吸収されます。

エッセンシャルオイルを使ってトリートメントや入浴をすることによって、芳香成分が皮膚から浸透し、血管やリンパ管を通り全身に巡ります。

人間の皮膚にはバリア機能があり、不要なもの、害のあるものは皮膚を通して入ってこないよう守る働きがあります。
エッセンシャルオイルの芳香成分が皮膚を通して吸収されるということは、私たちの体に「安全」と判断して、取り込んでいるということです。
（注）人によっては合わない物、また妊娠中や疾病がある場合使えない精油があります、必ず使用上の注意を守り、原液を直接肌につけることはお避け下さい。
また、初めて使う精油は必ずパッチテストを行ってください。